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2009年12月01日
『中学校で教える土地利用』
こんにちは、総務部の高木です。
スウェーデンの中学校の社会科教科書『あなた自身の
社会』に、「コミューンが土地利用を独占する」という
項目があります。

コミューンとは、日本でいう市町村にあたります。
スェーデンでも土地の私的所有権は認められていますが、
利用については、個人ではなくコミューンが決めるということです。
個人が勝手に土地を利用して、コミューンの環境を悪化
させれば、、地域全体のバランスが崩れるし、コミューン全体が
衰退し汚染されてしまうかもしれません。
その結果は所有者個人にとっても損失になります。
環境のルールは地域ごとに決めるべきものが多く、
それぞれの地域の地形、風土、歴史が違うので、
市民の考えも異なっています。
また、規模や歴史、活動状況によっても異なって
いるので、全国画一的には決められません。
京都の伝統的な町屋のたたずまいを高層マンションが
取り囲むように建っているのを見ると、本当に残念に
思えてなりません。

何がその都市にとって適正な土地利用なのかを市民が
議論するには、スウェーデンのように中学校時代から、
土地利用が自分達の環境や生活に影響を与える
基盤であることを認識しておくべきだと思います。
土地は、地域の共同資産でもあるということを
子供の時に実感できれば、市民は自覚して
その環境を育て守り、個性ある美しい街を
形成できることになるでしょう。
投稿者 117staff : 12/01
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