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2007年11月30日
まなび
昨日まで新人の堀田さんが大学に戻り、生物資源学科の講義を受けていました。
彼女がそこで学んだことを教えてくれたんです。
そのレポートを見たときに、なるほど~ってちょっぴりうれしくなりました!
学者さんはさすがに研究しているだけあって、追求するところが深い!
盛和塾の講師にきている金先生にお話を聞いていても深い!
どこから質問してもつながっています。
研究するたびに、なんで?なんで?となり、研究が深くなり知識に深みがでてくるのでしょう。
まなびとはとっても大事ですね。
そのレポートの一部をご紹介します。
先週、私が学校で学んできたことを忘れないうちに記しておきます。
私は、農学部の生物資源学科に在籍していました。
社会には、「お金」という側面からの視点と、「資源」という側面からの視点があります。
私は、「資源」という側面を学んできたようでした。実感はいまだにありませんが・・・・。
建築業界に進み、働きながら根本に感じていたことは、”資源を壊していることが建築なの?”
という疑問です。
しかし、木造住宅には、資源循環型社会に貢献することができることを先週学びました。
地球温暖化を食い止めるために、
京都議定書では日本はCO2の排出量を6%削減することを掲げました。
その削減内容の内訳の中に森林によるCO2吸収・固定効果が3.8%からんでいます。
治水のため、適度に森林を間伐し、CO2の吸収源を増やし、
森林を増やして行くことが必要とされています。木材を使用して行くことによって、
資源の有効活用ができることも挙げられますが、もう一つ着目すべき点は、
木材には、炭素貯蔵効果があるという点です。
石油、石炭などの化石資源を使うということは、
大気中に炭素を放出していることになりますが、木材を使用すると、切った材木中に、
CO2を貯蔵しているとみなし、大気中に放出することにはなりません。
家が焼却されるときに初めてCO2が放出されるので、
それまでの間は住宅の耐用年数までCO2の放出を抑えることができます。
家を建てる際に必要な木材を用意し、その空いた土地に植樹を行い、
木造の家を作れば、CO2放出も抑えることもできますし、新しくCO2吸収源も確保できます。
私たちは、自分達の生きている現代だけの生活に目を向けるのではなく、
これからの世代を担ってゆく人たちのために、
「消費のための消費」ではなく、「生産を生む消費」にシフトチェンジしてゆくことが必要です。
木材を積極的に使用してゆくことにより、過疎の木材生産地の雇用確保の一貫となりますし、
地域社会の活性化にもつながります。
木材流通の中で、産地と都市が結びつき、製品のインターナショナルな流通が生まれます。
国土の保全、資源の循環にもつながります。
そして、自分の家の材木がどこの県で育てられて、建てられているかということがわかれば、
住まい手と顔の見える関係が生まれ、もう一つ産地の人間と、住む人との感動が生まれます。
このようなことを学び、営業を行ってゆくうえで、
木材のよさのもう一つの一面を考えることができました。
これから、家を建てようとするお客様にも、地球の環境問題を絡めて、
話をさせていただければ、木造住宅に対しての見方も少しは変わってくると思います。
とありました。
環境問題で木材を伐採するのは環境破壊ではなく、治水のための間伐。
間伐しないと、木は成長しません!
といったことは説明できても、
”木材のなかに炭素が閉じ込められている!”こういったことを実証実験されて、
説明できることに感動です!知識で覚えようとするのではなくて、興味本位ですね。
興味本位で考えると簡単に覚えることができます。
福田内閣が唱える200年住宅構想!
まさに資源循環型社会です。次世代につなぐという気持ち!
戦後の日本は、利己的な社会がまん延し、
自分のことばかり考えるようになってしまいました。
個人も企業もそうですね。
しかし、ようやく古き日本の文化であった他を思いやる思想が
再びクローズアップされてきたかもしれません。
自由というスローガンを掲げ、
暴力を肯定化してきたアメリカ合衆国の凋落とともに・・・・。
投稿者 morioka : 11/30
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